こんにちは、ボンです。
今回の記事は、退職時の挨拶に関するマナーについてです。
これまでお世話になった取引先へ挨拶をするときに恥をかかずに、お互いに気持ちよく最後の日を迎えられるようにマナーをチェックしておきましょう。
失敗の実例
実際にあった失敗例を紹介します。
・退職届が受理され、同僚にも退職が公表されていたため、上司の確認をせずに、取引先に退職することを伝えてしまったため、後任が決まっていなかったため、社内と取引先に混乱が生じてしまった
・仲の良い取引先に転職先が決まって、上司より先に話をしてしまったため、取引先の社内で噂になり、上司に先に知られてしまったことから、最終日まで気まずい思いをした
・最終出社日に取引先に挨拶したため、取引先が後任と一緒に来てほしいと言われ、有給消化する予定が一日出社しなくてはならなくなった
・後任の人と事前に取引先への引き継ぎのアポイントを調整していなかったため、何度も取引先との間でやりとりが発生し、怒られてしまった
どれもこれも、ちょっとした段取りさえできていればふせぐことができた失敗です。
マナーと挨拶するときのポイントを抑えて望みましょう!
挨拶のタイミング
取引先に伝えるのは、退職日の2-3週間前ぐらいが一般的だと思いますが、社内の準備が整っていることが大切です。
後任や引き継ぎのスケジュールなどが決まっていない状態では取引先も混乱してしまいます。
早めに伝えておきたい場合や伝えづらい場合もあるかもしれませんが、会社の信用を損なわないようにすることが一番です。
会社とのつきあい以上に自分自身と取引してもらっていたと感じるお客様もいるかもしれませんが、今後の会社との付き合いもあるので、取引先を不安にさせず、自社の信用も損なわないようにすることが重要です。
挨拶のポイント
取引先との物理的距離感や心理的な距離感、取引量などによって方法は、訪問や電話などがありますが、伝えるべきポイントがあります。
何度も連絡したりしないように、以下のポイントを抑えて必要な情報を一度でもれなく伝えましょう。
退職日
有給を消化する場合は、退職日と最終出社日も伝えておきましょう。
最終出社日も伝えておくと丁寧です。
極力、取引先の不安をなくしておくことを意識しておきます。
後任
後任の方の名前も入れて、紹介しましょう。
後任が決まっていないと取引先も不安になります。
そして、後任の方のエピソード(経験や得意分野など)を入れて上手に紹介しましょう。
感謝とエピソード
これまで感謝の気持ちと取引上の具体的なエピソードを入れましょう。
相手を立てながらやれるような話がよいと思います。
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アポイント
訪問の場合は、アポイントのお願いを一緒にしましょう。
後任の方も極力一緒に同行できるように事前にスケジュール調整しておきましょう。
気をつけたいこと
退職の挨拶メールを一斉のBCCで送信
取引先が沢山あると定型文で一斉に送ってしまいたくなるかもしれませんが、感謝の気持ちを込めて、1件ずつ送りましょう。
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会社の信用を第一に考えましょう
会社の内部事情や個人的な話を極力避けましょう。
今後も取引先が会社と付き合っていけるようにするのが、最後の仕事です。
スムーズに継続的な取引ができるように心がけましょう。
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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