こんにちは、ボンです。
退職日が決まり、お世話になった方々に挨拶文を送ろうと思った時に、失礼なく、感謝の気持ちを伝えたいですよね。
それに、マナー的にだれまで挨拶すればよいかも気になりますよね。
ここでは、転職・定年退職・独立起業のケースに分けてご紹介したいと思います。
転職の場合
さてこの度一身上の都合により、〇〇株式会社を退職させていただくことになりました。
短い間ではございましたが、色々とお世話になりましたことここに厚くお礼申し上げます。
いたらぬ私ではございましたが皆様方のおかげで大過なく勤めさせていただきました。人生の貴重な体験として今後に活かしていくつもりでございます。
まずは取り急ぎ書中をもちましてお礼申し上げます。
末筆ではございますがご健康とご多幸をお祈り致します。 敬 具
令和○○年○月
挨拶する範囲
自分の担当した取引先には、すべて送るようにしましょう。
また、過去に担当していた取引先に送るかどうかは後任の人や上司と相談して決めるとよいでしょう。
定年退職の場合
このたび○月末をもって〇〇株式会社を定年退職致します。
在職中は公私にわたり格別のご指導とご高庇を賜りお陰をもちまして大過なく過ごさせて頂きましたことを深く感謝申し上げます。また今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう併せてお願い申し上げます。
末筆ながらご自愛専一のほどお祈り申し上げ略儀ながら書中をもってお礼ご挨拶申し上げます。 敬 具
令和○○年○月
挨拶する範囲
自分が担当したことのある取引先すべてに送るのがよいでしょう。
また、取引先だけでなく、よくやり取りをしていた方などにも感謝の気持ちをお伝えしましょう。
独立・起業の場合
拝啓 ○○の候 皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたび、○月○日をもちまして、〇〇株式会社を退職しました。
在職中は一方ならぬご厚情を賜り衷心より厚くお礼申し上げます。
今後は、を起業させていただくことに相成りました。
もとよりすべてに未熟なことばかりでございますがただ情熱と誠意をもってこの厳しい景況の中皆様のご要望に応えられるよう精進致す覚悟でございます。何卒今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。 敬 具
令和○○年○月
挨拶する範囲
取引先やお世話になった方、これから取引したい方にお送りしたいと思いますが、独立する場合は、退職する会社との間で顧客の取り合いになってしまうことも考えられ、後々トラブルになることもあります。
そのため、慎重に挨拶文を送る相手先を選ぶ必要があります。
特に競業する場合は、送られた方もどう対応したらよいか困る場合もあります。
私の場合は、仕事での付き合いがある方とFacebookでつながっている人が多かったので、退職の投稿をして、反応のあった人を中心に挨拶文を送ることにしました。
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取引先への退職の挨拶のマナーを実例紹介
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まとめ
退職の挨拶は、お世話になった会社での人間関係に一区切りつける挨拶でもあります。
今回は例文をご紹介しましたが、定型文にプラスでエピソードを加えた言葉もつければ、今後の仕事にもつながっていくことでしょう。