こんにちは、元銀行員のボンです。
早速ですが、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか?
・このまま、一生、銀行員でいいのかな?
・銀行から転職するなら、若いうちにしておいた方がいいだろうか?
・転職するにしても、どんな業種・業界にどのような条件で入れるのか?
実は私も銀行を辞める前は同じようなことを考えていました。
このページでは私が実践した「転職する前にやるべき5つのこと」を紹介しますので、同じ手順で行って頂ければ、あなたにあった転職先が見つかるはずです。
銀行員が転職する前にすべき5つのこと
1.転職したい理由を整理
まずは、なぜ銀行をやめて転職したいのか考えてみましょう。
・上司(Boss)との相性が悪い
・激務すぎる
・年収・ポジションを上げたい
・スキルアップしたい
・他にチャレンジしたい業種・業界がある
・銀行業務に飽きた
・銀行の将来に不安がある
etc
これ以外にもあるかもしれませんし、複数あっても構わないので、転職したい理由を明確にしておきましょう。
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2.市場価値を知る
あなたの転職したい理由を解消できる求人情報が実際にあるのかどうかを探しましょう。
実際に、銀行を辞めて転職するかどうかや、転職活動自体をするかどうか決めていないくても構いません。
市場価値を知るためにも、転職エージェントに登録しましょう。
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3.市場価値をはかる
登録した求人サイトで見つけた求人票を見て、以下の3つに応募しましょう。
あなたのスキルや経験から応募できる求人で、条件が「少し悪い」「今と同じ」「少し良い」の3つを選択します。
4.応募結果の振り返り
3つの応募結果から、次にどうすべきか検討します。
書類選考で不採用
書類も通らないとなると、あなたが思っている以上に市場価値が低い可能性があります。
企業側の求めるスキル・経験に達していないか、同じスキル・経験を持っている他の応募者よりもかなり低評価されています。
何が足りないのか見直して、スキルアップを積む必要があります。
あるいは、他業種・業界など切り口を変えて転職活動しましょう。
面接で不採用
面接で不採用になったのであれば、スキル・経験は企業側の許容範囲だったはずです。
そのため、他の応募者よりスキル・経験が足りなかったのではなく、アピールが足りなかったのかもしれません。
面接者との相性が合わなかったからかもしれません。
いずれにせよ、目指す方向は間違っていないので、他の求人サイトにも登録して、ガンガン就職活動していきましょう。
同時並行で、スキルアップとプレゼンの練習も忘れずに。
採用
3つ応募したうちのどれが採用されましたか?
「今と同じくらい」「少し良い」が採用されたなら、今の基準なまま探すか、もっと良い条件や他の求人を探すのも手です。
「少し悪い」だけが採用されたなら、この企業を基準に転職活動をしながら、スキルアップをしていきましょう。
5.退職届を出す前に状況を整理
内定をもらったら、1週間程度で返答したいところですが、採用した企業だけでなく、今の銀行での条件や環境を比較してから退職届を提出しましょう。
全く焦る必要はありません。
あなたと求人を出している企業の市場価値にギャップはありませんので、内定を辞退して、転職活動を続けてもいいわけです。
私も、市場価値を知るために、年に1度は面接にいっていました。
そういった活動が結果的に良い仕事や働き方を見つけるきっかけになります。
銀行員が転職する業種・業界
銀行から銀行に転職
銀行から銀行だけでなく、証券会社・保険会社・アセマネなど金融機関を含みた転職に言えることですが、以下のような理由の場合はオススメです。
・上司(Boss)と相性が合わない
・年収やポジションに不満がある
条件があうのであれば、サクッと転職してしまうのがよいです。
入社後、おもったりよくなければ、次をまた探せばよいだけのことです。
コンサルに転職
コンサルの中でもファームによって専門分野があります。
大きく分けると「戦略コンサル」と「総合コンサル」に分けられますが、その中で得意な業界があったり、IT技術や税務・財務を強みにしていたり、多種多様です。
応募したいコンサルティングファームの特徴とあなたのスキル・経験がマッチしている人にオススメです。
ただし、激務なので、コンサルでスキルアップして、次に何をしたいのかまで考えてから転職しましょう。
アクシスコンサルティング
BIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェントです。
実績面でも2014年~18年の大手コンサルティングファーム在籍者の転職支援数第1位なのでオススメ。
コンサル業界を目指すなら、他のハイクラス求人から応募するより、業界にパイプのあるを利用したほうが断然よいです。
ベンチャーに転職
私は「銀行の将来性」や「自分のやりたいこと」を考慮して、ベンチャーに転職しました。
「銀行の将来性」や「仕事へのやりがい」を重視している方はベンチャーもオススメですが、すでに「やりたいこと」が明確に決まっている方は、起業したほうがよいです。
本当は起業したいけど、まずは「ベンチャーやスタートアップに行く」というのはオススメしません。
あなたのやりたいことをやっている企業にいくのではなく、採用面接を通じて、「この人達と一緒に働きたい」、「この会社で働きたい」という動機がなければ辞めておきましょう。
人の元で働くのであれば、「なにをやるかよりも、誰とやるかのほうが圧倒的に大事」になります。
転職会議エージェント
複数の転職メディアを運営しているリブセンスが、IT・WEB・ベンチャー業界に特化させた転職エージェントです。
下で紹介している転職会議という口コミサイトも運営しているので、企業のリアルな内部事情を踏まえて、転職活動ができるのでオススメ。
IT・WEB・ベンチャー企業は、創設から間がないために組織として問題があるケースもあるため、口コミ情報を活用しないと転職後に後悔することになります。
業種・業界の研究のススメ
上では、銀行員が転職したい人気の業界・業種を紹介しましたが、他の業種がダメではないです。
私は毎年、日経業界地図の最新版で分析していました。
今なら、最新版の日経業界地図 2020年版がオススメです。
転職しなくても、仕事に役立つのでオススメです。
まとめ
1.転職したい理由を整理
2.市場価値を知る
3.市場価値のはかる
4.応募結果の振り返り
5.退職届を出す前に状況を整理
【銀行員が転職する業種・業界】
・金融機関内で転職
・コンサルに転職
・ベンチャーに転職
・サラリーマンを続けるなら、「なにをやるかよりも、誰とやるかのほうが圧倒的に大事」
・業種・業界研究には日経業界地図 2020年版がオススメ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ここでの情報があなたにとって良い働き方を見つけるきっかけになれば、幸いです。
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