銀行員がやりがいと苦労を感じる瞬間は？やりがいなく続けても無意味

元銀行員のボンです。

銀行員の仕事に興味をお持ちの方は、同じような悩みや疑問を感じたことがあるのではないでしょうか。

元銀行員で同業、他業種に転職したことがあるボンが、銀行員の仕事のやりがいや苦労について解説しますので、最後までご覧いただければ、あなたが銀行員に向いているかどうかがわかるはずです。

銀行員のやりがいと苦労

銀行員の仕事は、「預金」「貸付」「為替」です。
銀行員の多くがこの3大業務に何らかの形で携わっています。

個人・法人の顧客のどちらにも、直接お金の話をするため、緊張感のある仕事になります。

銀行特有の事務手続きの煩雑さなど苦労もありますが、金融サービスを通じて、顧客と一緒に資産や事業をサポートすることができるため、やりがいも多い仕事です。

しかし、銀行の体質や文化などが合わなかったり、金融サービス自体に魅力を感じられないと苦労ばかり感じてしまう仕事です。

営業のやりがいと苦労

顧客の資産に対するニーズを掘り下げて、資産運用や融資などを提案する中で、顧客との高い信頼関係を構築できることはなにものにも代えがたい経験となり、やりがいを感じられる瞬間です。

個人に限らず、法人のお金に関する悩みを聞くことで、そこに付随した様々悩みを深く知り、解決策を一緒に考えることができるのも、銀行員の魅力です。

一方で、自分の銀行で扱える金融商品の種類などから顧客に合ったニーズがない場合は、苦労や葛藤があると思います。

また、法人への融資においても、自行融資以外にも他行や他の資金調達手段があるため、顧客とのシビアな条件交渉も苦労すると思います。

窓口のやりがいと苦労

窓口業務は直接現金を預かったり、決済に関わる仕事なので、ミスが許されない厳しい仕事です。

その厳しいさは信用の裏返しとも言えますので、その点似やりがいを感じる人も多いと思います。

逆に、細かい作業や現金の扱いなどをプレシャーに感じる方は苦労を感じるでしょう。

銀行員の仕事にやりがいを感じられなかったら、早めに転職

銀行員の仕事は、他業種と比較して、決してやりがいがない仕事ではありません。

しかし、過去と比べれば、銀行員の安定性や将来性は揺らいでいるので、苦労と見合わないと感じる人も多くなったと思います。

特に支店の営業員や窓口業務に精通しても、他業種で潰しが効くスキルとは言えません。

もちろん、営業力や事務作業の正確さが速さといったスキルは重要で、他業種でも活かすことができますが、あなたの考えるキャリアに必要じゃないかもしれませんよね。

その場合は、早めに転職活動をすることも大切です。

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

ここでの情報があなたにとって良い働き方を見つけるきっかけになれば、幸いです。