「銀行員は転勤が多いのだろうか?」
「銀行員でも転勤しない人はいるのか?」
「銀行員の転勤と出世の関係は?」
銀行員の仕事に興味をお持ちの方は同じような悩みをお持ちではないでしょうか。
元銀行員のボンが銀行員の転勤・異動事情についてご紹介しますので、最後までご覧いただければ、転勤のある銀行員という職業が自分に向いているかどうかわかるはずです。
銀行員は転勤族?
銀行員は一般的に転勤する人が多い職業です。
なぜなら、支店勤務の営業マンの多くは転勤族です。
銀行員で転勤なしの人いない?
海外の支店に転勤する人もいますが、本店・本部勤務は転勤ではなく、異動になることはあります。
支店でも一般職の方で営業でない業務を担当していたり、窓口業務を行っている方は転勤はあまりないでしょう。
でも、引っ越さずに勤務できる近くの支店に異動することはあると思います。
銀行員の転勤が多い本当の理由
なぜ、銀行員の営業マンは転勤が多いのでしょうか。
それは、顧客との不正を防ぐためです。
顧客とお金の相談をするほど、高い信頼関係を築かなくてはならないのですが、長く顧客を担当すると不正が生じると考えられているからです。
銀行は不正や癒着がないように、年に1度は強制的に長期休暇を取らせ、チェックするほどです。
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銀行員の転勤の時期
毎年4月は組織変更を含めた大規模な異動、転勤が行われる可能性があるのは、銀行も他業種も同じです。
その他にも半期の10月も転勤・異動がありますし、四半期ごとにも行われます。
だいたい、2−3年で支店を変わるイメージです。
そのため、結婚している人は、単身赴任の方も多く、独身寮で過ごす人もいます。
転勤を言い渡されると、1週間程度で顧客引き継ぎを行って、次の支店に勤務します。
末端の営業マンだけでなく、支店長達も同様に転勤しますので、上司と合わなくても、少し辛抱すれば上が変わるという可能性もあります。
逆に上司と合わなくて、すぐに転勤になる人もいます。
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銀行員の転勤と出世
顧客との不正防止の観点から転勤が行われますので、転勤回数と出世には直接の関係はないように見えるかもしれませんが、期待される人材というのは、支店の中でも厳しいところや稼げる支店に配属されるものです。
そこで実績を挙げて、出世して課長、次長、支店長、エリアマネージャー、役員と上り詰めていくか、途中で本部に異動して出世していくというキャリアを歩みます。
まとめ
・銀行員の支店配属の営業マンは、転勤が多い
・支店長などの上司も転勤の対象
・転勤の目的は、顧客との不正防止
・転勤する度に顧客との信頼関係を構築して、営業実績を積み上げて出世を目指すのが、邦銀(国内銀行)の銀行員の歩む道
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ここでの情報があなたにとって良い働き方を見つけるきっかけになれば、幸いです。
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